【英語のかたち】英語、得意ですか?
1.英語、得意ですか?
「英語、得意ですか?」
そう聞かれて、「得意です!」と胸を張って答えられる方は少ないと思います。
では、聞き方を変えますね。
「単語の検索はOK、中学レベルの英語読めますか?」
「それくらいなら読める」と思う方、だいぶ増えるんじゃないでしょうか。
2.英語は使えない
『英語学習=コミュニケーション』もしくは『英語学習=受験(資格)勉強』だと思っている方にとって大人になって英語学習をする理由ってほとんどないですよね。
日本に生きていると、英会話が急に必要になる場面は極めて少ないと思います。
英語って使えない。使えないから学習しない。学習しないから得意じゃない。当たり前ですね。
私は販売系の仕事をしていましたが、年に数回英語しか話せないお客様が来られて英会話する機会があった。といった程度。
実際英語は使えないです。
正確には『英会話の技術・知識』は、日本で暮らす上では使い道が極めて少ない。です。
この事実を教えてくれる人って居ないんですよね。
英語って使えないんですよ。びっくりするくらい使い道がない。
3.英語学習=コミュニケーションではない
英会話なんて年に数回しか使えません。それでも、私は英語学習をするメリットがあると断言できます。
英語学習=コミュニケーションではない。
この事実に気付くと世界が変わります。英語を学んだからとて、必ず英会話しなければいけないわけではないのです。
当たり前なんですが意外と気付きにくいのではないかと思います。
4.英語って何に使うの?
私は大学で英語を専攻し、その間に塾講師として英語を教えていました。
塾講師をしていて生徒からよく言われる言葉、
「英語って何の役に立つの?」
なんの役に立つかわからないと勉強しようなんて思いませんよね。
私はこう答えていました。
「インターネットで検索するときに得られる情報が数十倍になるよ。」
今の時代これが最大の利点です。
5.インターネットと英語
ソースがWikipediaというのは少し迷いましたが、日本語で書かれたものでは一番新しい情報かつ見やすいものだったのでこちらを引用させていただきました。
日本語と英語で書かれたいくつかの論文には目を通してみました。どの研究論文でも、概ね近しい数値でした。ということを補足しておきます。
調査の時期や研究内容によっても異なるようですが、日本語で書かれた記事はインターネット上にはわずか2〜4%しかないようです。
逆に英語で書かれた記事は60〜75%を占めます。
これだけでも調べ物をするときに英語が有用な武器になることは理解いただけるのではないでしょうか。
誰もがスマホから気軽にインターネットにアクセスできる今こそ英語学習は役に立つのです。
6.これからの英語学習
2021年現在の英語学習においてもっとも重要なのは『読む・聞く』能力だと私は確信します。
インターネットで情報収集する上で
『英語の文章を読むことができる』
『英語の動画を観ることができる』
ことが効果的です。
書く・話す能力は英語を仕事や人間関係に活用する人だけ学べば十分でしょう。
さらに言えば、単語なんて検索すればいいんです。
みなさんが持っているスマートフォンは私が学生時代に使っていた電子辞書よりも遥かに優秀な辞書になります。google検索で十分です。スラングや若者言葉にまで対応しているから頭が上がりませんね。
7.英文法をお勉強しましょう。
さて、読む・聞く能力が重要というお話をしてきました。では具体的に何を学べば良いか。
まずは、英文法を学習しましょう。
文章というのは、単語と文法で構成されます。これはどの言語でも同じです。
もちろん単語も覚えていれば覚えているほど良いですが、知らない単語は検索すれば大丈夫です。
じゃああとは文法を理解すれば文章が読めるはず。
英語を読むために必要な英文法を勉強しよう。
そんなコンセプトでこれからブログを運営してみようと思います。
だいたい高校英語までの範囲で取り扱う予定ですので、場合によっては受験にも使えるかもしれません。